湖南市の自律神経失調症でお困りの方へ

原因不明の体調不良が続いている、病院で検査しても「異常なし」と言われる、薬を飲み続けているが一向に良くならない、朝起きられない、仕事に行けない日が増えた。湖南市やその周辺にお住まいで、このような自律神経の乱れによる症状に悩まされている方が増えています。

滋賀県南部は京阪神への通勤圏でありながら自然豊かな環境という、一見恵まれた地域です。しかし、長距離通勤のストレス、地域コミュニティの希薄化、核家族化による育児負担など、現代特有のストレス要因も多く抱えています。

ご挨拶が遅れました、私は湖南市中央で整体サロン re-flow【リフロー】の院長、福田有城と申します。実は私自身も、かつて自律神経失調症で苦しんだ経験があります。なので、自律神経失調症で悩む方のお気持ちがとても分かります。今回はそういった記事を作成していきます。

1. 自律神経失調症とは?正しい理解が緩和の第一歩痛とは?医学的に正しく理解する

自律神経失調症は特定の病気ではなく、自律神経のバランスが乱れることで起こる様々な症状の総称です。病院で検査をしても「異常なし」と言われるのは、臓器自体に問題がないからです。

自律神経は私たちの意思とは関係なく、24時間休みなく働いている神経システムです。交感神経は活動時に優位になり、心拍数や血圧を上昇させ、消化を抑制します。一方、副交感神経は休息時に優位になり、心拍数や血圧を低下させ、消化を促進します。この2つのバランスが崩れると、様々な不調が現れるのです。

身体症状としては、慢性的な疲労感やだるさ、めまいや立ちくらみ、頭痛や頭重感、動悸や息切れ、不眠や過眠、胃腸の不調、冷えやのぼせ、異常発汗、耳鳴りや難聴、肩こりや腰痛、手足のしびれなどが現れます。精神症状では、不安感や焦燥感、イライラ、気分の落ち込み、やる気が出ない、集中力や記憶力の低下、感情の起伏が激しいといった症状が見られます。

自律神経失調症には大きく4つのタイプがあります。本態性自律神経失調症は生まれつき自律神経が乱れやすい体質で、低血圧や虚弱体質の方に多く見られます。神経症型自律神経失調症は心理的な要因が大きく、不安や心配事から発症します。心身症型自律神経失調症は最も多いタイプで、ストレスが身体症状として現れます。抑うつ型自律神経失調症はうつ症状を伴い、慢性的なストレスが原因となります。

2. 湖南市周辺で自律神経失調症が増えている理由

湖南市から京阪神への通勤者は、平均片道1.5時間という長時間通勤を強いられています。早朝6時台の電車に乗り、満員電車のストレスに耐え、帰宅は21時以降という生活が自律神経に大きな負担をかけています。

地域社会の変化も無視できません。新興住宅地の増加により地域のつながりが希薄化し、核家族化による育児や介護の負担が増え、相談相手もいないという状況が生まれています。仕事環境においても、製造業では交代勤務による生活リズムの乱れ、サービス業では対人ストレス、農業では天候による収入の不安定さなど、それぞれの職種特有のストレスが存在します。

琵琶湖周辺特有の気候も自律神経に影響を与えます。寒暖差が大きく、湿度が高く、気圧変動が激しいという環境は、自律神経に大きな負担をかけるのです。

当院の調査によると、20-30代では仕事のプレッシャー、結婚や出産などのライフイベント、SNS疲れ、睡眠不足が主な要因となっています。40-50代では管理職のストレス、子育てと介護のダブルケア、更年期、体力の低下が影響しています。60代以上では退職後の生活変化、健康不安、孤独感、運動不足が自律神経失調症の引き金となっています。

3. なぜ病院の治療だけでは改善しないのか


病院では抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、胃腸薬などが処方されますが、これらは症状を一時的に抑えるだけで、自律神経のバランスを整える根本治療ではありません。薬には効果の減弱や離脱症状、眠気やふらつきなどの副作用があり、根本原因を見過ごすリスクもあります。実際、当院に来られる方の約80%が「薬をやめたい」と希望されています。

また、病院の検査では自律神経のバランスは測れません。血液検査や心電図、CTやMRIなどでは、筋肉の緊張や姿勢の歪み、ストレスの影響を数値化することができないのです。

4. 自律神経が乱れる本当の原因

構造的ストレスとして、身体の歪みが大きな要因となります。首の歪みは頚椎に自律神経の中枢があるため、スマホ首やストレートネックが頭部への血流を低下させます。背骨の歪みは脊髄を通る自律神経への圧迫を生み、呼吸が浅くなり内臓機能も低下します。骨盤の歪みは全身のバランスを崩し、腸腰筋の緊張や下半身の血流低下を招きます。

精神的ストレスとしては、職場や家庭、地域での人間関係、経済的不安、将来への不安、完璧主義、自己否定などが挙げられます。化学的ストレスとしては、栄養の偏り、カフェインの過剰摂取、アルコール、添加物、薬の副作用などがあります。環境ストレスとしては、電磁波、騒音、温度変化、気圧変動、日光不足などが自律神経に影響を与えています。

5. 当院の自律神経改善アプローチ

初回は90分かけて詳細なカウンセリングを行います。症状の詳細、生活習慣、ストレス要因、既往歴や服薬状況、改善への目標まで丁寧にお聞きします。※問診フォームに事前情報を入力お願いしております。
自律神経検査では姿勢分析、筋緊張度チェック、呼吸パターン評価、脊柱の可動性検査を行います。

整体施術では、頚椎の調整により自律神経の通り道を整え、脳への血流を改善し、緊張性頭痛を緩和します。胸郭の調整では呼吸を深くし、肋骨の可動性を改善し、横隔膜の機能を回復させます。骨盤・脊柱の調整により全身のバランスを改善し、内臓機能を活性化させ、姿勢を改善します。頭蓋骨調整では脳脊髄液の循環を改善し、副交感神経を活性化させる施術を行います。

特殊技術として、内臓調整により腸の動きを活性化し、肝臓の機能を改善し、胃の位置を調整します。筋膜リリースでは全身の緊張を解放し、血流を改善し、リンパの流れを促進します。エネルギー調整では経絡の流れを整え、チャクラのバランスを取り、気の巡りを改善します。

6. 利用者様の体験談


30代女性の事務職の方は、毎朝の動悸と吐き気に悩まされ、睡眠薬を服用しながら仕事を休みがちでした。抗不安薬も1年服用されていましたが、週1回を8週間の施術で頚椎と胸郭の調整を中心に行い、呼吸法を習得していただき、段階的な減薬をサポートしました。2ヶ月で朝の症状が消失し、3ヶ月で薬を完全に断薬され、現在は月1回のメンテナンスのみで「毎日が楽しくなった」と喜ばれています。

40代男性の製造業管理職の方は、慢性的な疲労感とイライラが抑えられない状態で、胃腸の不調、肩こり、腰痛にも悩まされていました。週2回を4週間、その後週1回を8週間の施術で全身の調整を行い、ストレス管理指導と運動習慣の確立をサポートしました。1ヶ月で疲労感が半減し、2ヶ月で胃腸症状が改善、部下との関係も改善され「仕事のパフォーマンスが上がった」と実感されています。

50代女性の主婦の方は、更年期症状でめまいやふらつき、不安感、冷えのぼせに悩まされていました。週1回を12週間の施術で骨盤調整を重点的に行い、ホルモンバランスを整える施術とセルフケアを徹底しました。めまいが1ヶ月で改善し、3ヶ月で更年期症状が軽減、家事が楽にできるようになり「人生が前向きになった」と喜ばれています。

※個人の感想であり、効果には個人差があります。
​※症状が改善しない場合は、医療機関の受診をおすすめします。

7. 今日から始める自律神経の整え方

朝のルーティンは15分で実践できます。起床後は布団の中で腹式呼吸を行い、4秒吸って7秒止めて8秒吐くという呼吸を5回繰り返します。その後カーテンを開けて朝日を浴び、ベランダや庭に出てセロトニンの分泌を促進させます。コップ1杯の白湯で内臓を温め、自律神経のスイッチを入れ、首回しや肩甲骨回し、前屈などの軽いストレッチで身体を目覚めさせます。

昼のリセット法は10分で行えます。デスクワーク中は1時間に1回立ち上がり、肩を回し、遠くを見ることで緊張をリセットします。昼休みには静かな場所で5分間のプチ瞑想を行い、呼吸に意識を向けて頭をリセットします。

夜のリラックス法は30分かけてじっくり行います。38-40度のぬるめのお湯に15分以上浸かり、入浴剤でリラックス効果を高めます。寝る1時間前からはスマホをオフにし、ブルーライトをカットして読書や音楽を楽しみます。就寝前にはヨガポーズや股関節ストレッチ、深呼吸で心身をリラックスさせます。

週末は湖南市の公園散策や琵琶湖周辺のウォーキング、ガーデニングなど自然に触れる時間を作り、好きなことに没頭する趣味の時間や人との交流を大切にすることで、自律神経のバランスを整えることができます。

8. まとめ:薬に頼らない健康な毎日へ

自律神経失調症は「心の弱さ」でも「気のせい」でもなく、身体のバランスが崩れている状態です。この事実を受け入れ、適切な対処をすることが大切です。薬で症状を抑えるだけでなく、身体の歪みを整え、自律神経が正常に働ける環境を作ることが根本改善につながります。施術と並行して、呼吸法、運動、食事、睡眠などの生活習慣を整えることで、改善が加速し、再発も防げます。

私自身が自律神経失調症で苦しんだ経験があるからこそ、あなたの辛さがよく分かります。適切なアプローチで、必ずケアできる道はあります。実際に、当院で施術を受けられた多くの方が、薬に頼らない健康な毎日を取り戻されています。

この記事は、湖南市で臨床経験を持つ整体師監修のもと作成されました。個人の症状により効果には差があります。気になる症状がある場合は、早めに専門家にご相談ください。

  • このブログの記事は「福田有城」が書きました。

    福田有城
    星星

    院長の福田有城です。自律神経失調症で仕事や家事、勉強が満足にできないだけでなく、周りの理解を得ることができず辛い思いをしていませんか?
    皆様が元気に生き生き活動するためのお手伝いこそ私の使命です。安心して通っていただける環境づくりと信頼していただける技術の研鑚に励み、患者様が一日でも早く笑顔を取り戻せるように様々なご提案をいたします。どうぞお気軽にご相談ください。