頭からつま先まで全身を整える専門家、整体サロンre-flow(リフロー)の院長・福田です。
 
夏はもう目の前。滋賀県湖南市でも少しずつ汗ばむ日が増えてきましたね。
 
「今年はどんなサンダルを履こうかな?」
 
と、お店やネットで夏靴を探している女性も多いのではないでしょうか。
 
デザインが可愛くて涼しげなサンダルは、履くだけで気分が上がりますよね。
 
でも同時に、「お気に入りのサンダルを履くと、夕方には足の親指の付け根が痛くなる…」「最近、爪の端っこが食い込んで痛む気がする…」といったお悩みを抱えていませんか?
 
夏に増える巻き爪や外反母趾のトラブルは、サンダルの選び方が大きく関係しています。
  
今回は、デザインも楽しみつつ、足の健康もしっかり守るための失敗しないサンダルの選び方を、整体師の目線からご紹介します。これを知っておくだけで、今年の靴選びがグッと楽になります。

1. サンダルの選び方が巻き爪や外反母趾につながる理由


「きつい靴を履くから足が変形したり、爪が食い込んだりするんじゃないの?」
 
と思われている方はとても多いです。
 
もちろんそれも原因の一つですが、サンダルの場合、実は真逆でゆとりがありすぎて、靴の中で足が滑ることが2つの不調を招く大きな原因になります。
 
スニーカーと違って、多くのサンダルは足の甲やかかとが大きく開いています。
 
足が靴の中でしっかり固定されていないと、歩くたびに足が前へ前へと滑ってしまいます。
 
すると、私たちの体は脱げそうになるサンダルを落とさないよう、無意識に「足の指先をギュッと縮こませて、掴むように」歩くようになってしまうのです。
 
この指先の縮こまりが、足元で2つのルートに分かれてトラブルを起こします。
 

巻き爪を引き起こすルート

足の爪は、本来、地面から適度な圧力をまっすぐ受けることで平らな形をキープしています。
 
しかし、指先が縮こまって地面をうまく踏み込めなくなると、爪に下からの圧力がかからなくなり、爪本来の丸まろうとする性質が勝って、どんどん内側に巻き込んでいってしまいます。
 

外反母趾を引き起こすルート

足指がギュッと縮こまると、足の裏にあるアーチ(土踏まずなどのクッション)がペタンと潰れてしまいます。
 
土台のクッションが崩れた状態で、前滑りした体重が親指の付け根に集中して強く打ち付けられるため、関節が耐えきれずに外側へと変形(=外反母趾)していってしまうのです。
 
つまり、お買い物時に見るべき一番のポイントは、歩いているときに、足が靴の中で前滑りして遊ばないかどうかになります。

2. 痛くならないサンダル選びの3つのポイント

では、具体的にお店やネットでサンダルを選ぶ際、どこをチェックすれば良いのでしょうか。
 
足指をすくませず、安心して歩けるサンダルの基準を3つに絞ってお伝えします。
 

ポイント①:甲を覆う部分(ベルト)が太い、または深いもの

足の甲をしっかり包み込んでくれるデザインは、それだけで足が前へ滑るのを防いでくれます。
 
紐が細すぎるものより、少し太めのベルトや、甲を深く覆うサボタイプのようなデザインがおすすめです。
 

ポイント②:かかと、またはアンクル(足首)ストラップがあるもの

つっかけのように足を乗せるだけのミュールタイプは、どうしても歩くときに足指が緊張してしまいます。
 
かかと、または足首にストラップがあるものを選ぶと、靴と足が一体化するため、スニーカーに近い感覚で楽に歩くことができます。
 

ポイント③:ソール(底)が適度にしなるもの

ウエッジソールや厚底サンダルなど、底が完全に硬くて一切曲がらないものは、歩くときに足首や足裏の関節を上手に使えません。
 
靴底を手で軽く曲げたときに、足の指の付け根あたりが「クッ」と少ししなってくれるものを選ぶと、地面からの衝撃を足裏全体で逃がしてくれます。

3. お手持ちのサンダルを足に優しく変える裏ワザ

「もう新しくサンダルを買っちゃった…」「どうしても履きたいデザインがある」という場合も諦めなくて大丈夫です。
 
今あるサンダルを工夫して、足の緊張を和らげる簡単な方法もあります。
 
それは、市販の部分用インソール(ジェルパッドなどの透明な滑り止めパッド)を1枚活用することです。
 
サンダルの前足部(指の付け根あたり)に、インソールをピタッと貼ることで、足が前に滑るのを劇的に止めてくれます。
 
これだけで、足指がギュッと縮こまる無駄な緊張が消え、巻き爪や外反母趾の予防に大きな効果を発揮します。
 
この方法ならお手持ちのサンダルを買い替えずに済みます。ぜひ試してみてくださいね。

4. まとめ

今回お話しした、巻き爪や外反母趾を防ぐためのサンダル選びをまとめます。
 
  • 原因は足の滑り:サンダルの中で足が遊ぶと、指先が縮こまって巻き爪を招きやすくなります
  • 選び方の3カ条:「甲が深いもの」「かかと・足首が固定できるもの」「底が少ししなるもの」を選ぶ
  • 部分用インソールも活用:すでにあるサンダルには、市販の部分用インソール(=滑り止めパッド)を貼るだけで足がぐっと楽になります
 
爪の痛みや足の変形は、放っておくと歩き方が変わり、やがて膝や骨盤、腰の痛みにまで繋がっていきます。
 
だからこそ、夏のおしゃれの第一歩として、まずは足元を優しく支えてくれる土台を意識してみてください。
 
リフローでは、こうした日々の靴選びのアドバイスはもちろん、すでに固まってしまった足首や足裏の関節(サビ)を、本来のしなやかな状態へと整える施術を行っています。
 
「最近、お気に入りの靴を履くと足が痛むな」「自分の足に合う靴が分からない」というときは、選択肢の一つとして、いつでもお気軽にご相談くださいね。
 
足元からすっきりと軽い体になって、今年の夏をご機嫌に、軽やかに駆け抜けましょう!
 

  • このブログの記事は「福田有城」が書きました。

    福田有城
    星星

    院長の福田有城です。腰の痛み、足の不調、自律神経の乱れ……身体の不調で仕事や家事、子育てが満足にできず、周りの理解も得られずに辛い思いをしていませんか?

    私は「足元の崩れが骨盤を歪ませ、骨盤の歪みが自律神経を乱す」という考えのもと、頭からつま先まで全身を一貫して診ることを大切にしています。

    湖南市で奥さんの実家を借りてサロンを開いており、訪れる方が「実家に帰ってきたような安心感」を持てる環境づくりと、信頼していただける技術の研鑚に励んでいます。患者様が一日でも早く笑顔を取り戻せるよう、お一人お一人に合わせたご提案をいたします。どうぞお気軽にご相談ください。