院長の福田有城です。自律神経失調症で仕事や家事、勉強が満足にできないだけでなく、周りの理解を得ることができず辛い思いをしていませんか?
皆様が元気に生き生き活動するためのお手伝いこそ私の使命です。安心して通っていただける環境づくりと信頼していただける技術の研鑚に励み、患者様が一日でも早く笑顔を取り戻せるように様々なご提案をいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

先日、湖南市にお住まいの、あるお母様がリフローの扉を叩いてくださいました。
産後から続くひどい腰痛と、時折ズキッと痛む親指の爪。
お話を伺っている間も、彼女は申し訳なさそうに「自分のケアを後回しにしてきたからですよね……」と、何度も俯いていらっしゃいました。
その時、私はお体を拝見しながら、ふとこんな質問を投げかけてしまいました。
「もし今、お子さんが急に道路に飛び出しそうとしたら、あなたは迷わず走り、その手をギュッと掴むことができますか?」
彼女はハッとした表情で、私の顔を見つめました。
決して、あなたを不安にさせたいわけではないのです。
でも、これだけは知っておいてほしい。お母さんの足を整えることは、単に「体を楽にする」ためだけではなく、大切な家族の安全を守るための、切実な準備でもあるのだということを。
1. 頑張ったあなたの足、今「ベタッ」と潰れていませんか?
妊娠中、お腹の赤ちゃんの成長とともに、お母さんの体重は数ヶ月で劇的に変化します。
さらに、出産をスムーズにするためのホルモンによって、体中の関節がゆるむ。そんな特殊な状況下で、あなたの足裏は、必死にその重みを支え続けてきました。
その結果、何が起きるか。 多くのママの足で、本来あるはずの「土台のアーチ(土踏まずのカーブ)」が、重みに耐えかねてベタッと地面に潰れてしまうのです。
いわゆる「開張足(かいちょうそく)」という状態です。
こうなると、足裏のクッション機能が失われ、地面からの衝撃がダイレクトに膝や腰に響きます。さらに、指先が正しく地面を掴めなくなるため、踏ん張りが効かなくなり、巻き爪も加速していく。
「なんだか最近、よくつまずくようになった」
「いざ走ろうと思っても、足が思うように前に出ない」
もしそう感じているなら、それはあなたの筋力が落ちたせいではありません。
土台である足裏が、極限まであなたの体を守り、頑張りすぎて、少しだけ崩れてしまっているサインなのです。
2. 土台が崩れたまま、骨盤だけを整えても…

世の中には「産後の骨盤矯正」という言葉が溢れています。
もちろん骨盤を整えることは大切ですが、リフローが何よりも先に「足元」から触れるのには、明確な理由があります。
もし建物の基礎(足元)が数ミリでも傾いたまま、柱(骨盤)だけを真っ直ぐに直そうとしたら、どうなるでしょうか?
一時的には整ったように見えても、一歩歩き出せば、また土台の傾きに引っ張られて、歪みはすぐに戻ってしまいます。
だからこそ、私はじっくり時間かけて、あなたの足のアーチを、一つひとつ丁寧に再構築していきます。
足裏が正しく地面を掴めるようになれば、骨盤は無理に締めなくても、自然とあるべき場所へと戻ろうとします。そして何より、地面を強く蹴り出す力が戻ってくるのです。
3. お母さんである前に、一人の女性として
あなたは、十分すぎるほど頑張ってこられました。
お子さんの命を育み、守るために、その足はもう限界まで耐えてきたはずです。
「自分のために時間を使うなんて、贅沢かな」 なんて思わないでください。
あなたがしっかりと地面を踏み締め、力強くお子さんの手を引けるようになること。 それが、ご家族にとって何よりの「安心」に繋がります。
飛び出したお子さんの手を、何の不安もなくギュッと掴める足。 湖南市の新緑の下を、お子さんと笑いながら駆け回れる足。
そんな「当たり前だけど、かけがえのない日常」を、私は足元から穏やかに、そして全力で支えたいと思っています。
もし、今の足元に少しでも不安を感じたなら、いつでもリフローの扉を叩いてください。
あなたの足音がまた軽やかになるまで、じっくりとお話を聞かせていただきますね。
このブログの記事は「福田有城」が書きました。




